この機体は斜め前から見てるから、コクピットがずっと後ろに見えるんじゃないんだ。高速を出す研究機だから、まるでレーサー機のように全体が小さく、胴体後部も短く、エンジンのうしろにちょこんとコクピットがついているような感じなんだね。そういえばこんな形の飛行機、当時のドイツにもあったね。こっちはMe209なんて、有名なMe109の後継機としての名前がつけられているけど、これもやっぱり試作された研究機だったな。

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